構造計算のお仕事の流れ

札幌市西区、構造計算・構造設計専門の設計事務所です。ここでは構造計算のお仕事について、もう少し具体的な内容をお伝えします。

図面通りで問題ないか?をチェックします

構造計算・構造設計の仕事は、私なりにひと言で表すと「建てた後のことを考えて診断する”最終チェッカー”」です。

はじめての方へ」ページでも触れましたが、建物は建てて終わりではなくその先にも長く使われます。

建築物は、その特性から「建ててから修正」することがなかなか叶いませんから、実際に建物が建つ前に、事前に構造上問題が無いかどうかを丁寧にチェックする必要があります。

構造設計、構造計算は、ご依頼主(意匠設計事務所様など)様から図面を受け取り、「設計通りに進めてよいかどうか」の裏付けをとる仕事です。

ご支援の流れ

  1. 「こんな建物を作りたい」「こんな間取りにしたい」「ここにはこんな機能をつけたい」といった「図面」をご依頼主様からいただきます。
  2. 弊社で図面を確認し、建物の構造と設計上の「安全度」を計算します。
  3. 場合によっては、「ここに鉄骨をあと何本入れる方が安全」「階段があるので、この構造に変えた方が良い」「この間取りに変えるならば、ここを補強をした方が良い」などを裏付けとセットでご提案します。
  4. 安全上、デザインなどの見た目に関わるご提案をすることもあります。
  5. 特にデザインはご依頼主様(意匠設計事務所様等)の先のオーナー様が重視されていたり気に入られていたりする部分ということもありますから、「より安全に目的どおりに建てるには?」を慎重にご提案します。

建物には法律上考慮しなければならないことが山ほどありますし、法改正も頻繁です。

橋渡しの役割を担うのが、構造設計・構造計算の仕事です。

お客様建築事務所(意匠設計事務所様など)⇔弊社

弊社は上記のように客観的に図面を確認する構造設計の専門家としてチェックさせていただいております。